2009年11月17日

心静かな珈琲時間を楽しむ。


私は、思考回路をフル稼働させる時に、
熱いブラック珈琲をいれます。

薫りが脳を刺激し、口に入れた時の酸味と甘味が、
心を静めてくれます。

つまり、物を考える準備をするために、珈琲をいれているのです。

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しかも、インスタントやコーヒーメーカーではなく、
敢えて時間の掛かる方法でいれます。

パーコレータをご存知ですか。
ポットのような形をした、珈琲を抽出する器具の一種です。

欧米人がキャンプをする時に、
火に掛けた網やコンロの上に置いている光景を
見たことがありませんか。

運動会の玉入れのような器具が中に入っていて、
そのカゴの下あたりまで水を入れ、
カゴには挽いた珈琲豆を入れて、火に掛けます。

水が温まると、支柱となっている管を通って、
上から吹き出し、カゴの珈琲豆にかかります。

これを繰り返していくと、珈琲ができ上がってきます。

フタの把手部分が透明になっていて、
そこに中のお湯が吹きつけ、
珈琲のでき具合を色で判断するようになっています。

色が変わっていくのを
ボーッと眺めている時間も楽しいものです。

何も考えずに、珈琲の色を見ているだけ。

これが、いまから始まる“物を考える”
という行為の潤滑剤となっているのです。

熱い珈琲を大きめのマグカップにたっぷり注ぎ、
薫りを楽しみながら、物を考えています。

たかが珈琲ですが、豊かなひとときだと感じています。
大切にしたい時間です。

posted by 遊酔 at 16:38| 日常の楽しみ方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月05日

野菜づくりで、“生きる”を学ぶ。

畑を作って、野菜を育ててみてください。

土地が無いなら、花壇程度でも構いません。
アパート・マンションなら、プランターでもいいのです。

少しの土と水があれば、野菜はできます。

hatake.jpg

食べるものを一から作るという行為は、
人間のもっとも基本的な欲求である
「食べること」を満たすための重要な活動です。

狩猟は簡単ではないので、
野菜づくりぐらいしか、現代人にはできません。

なのに、その野菜づくりでさえ、
ほとんどの人はやったことが無いのです。

人間にとって、もっとも大切な営みを経験したことがないなんて、
“もったいない”ことだと思います。
「生きる」ための最初の行為なのに。

知っておかなければいけないことだとも思います。

土に種を蒔き、水をあげる。
たったこれだけでいいのです。

その水やりに、大きな意味があることを知っておいてください。

水をあげると、芽が出て、大きくなっていきます。

毎日毎日、育っていく姿を見ていると、
笑顔になっている自分に気づきます。

楽しくなってきているのです。

やがて実をつけると、
声を上げてしまうほど、感動してしまいます。

そして、食べられる頃になると、
期待で胸がいっぱいになります。

初めて食べたその瞬間は、すべてのことを忘れて、
狂喜に近いものを味わうことができます。

これは大袈裟ではありません。

初めて自分で作った野菜を食べるのは、
それほど大きな衝撃のあることなのです。

この感動をぜひ体験してください。

生きることの根底に流れるものを学ぶことができます。

posted by 遊酔 at 16:15| 日常の楽しみ方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする